予約から滞在、チェックアウトまで全てスマートフォンで完結。次世代型旅館運営を実現！

「超」がつくほどのアナログ運営

約8年ほど前、当時のオーナーがホテルシステム導入を検討していたことがきっかけで、陣屋コネクトを知っていただきました。元々は超がつくほどアナログな旅館で、このままではいけないと経営改革の危機感に迫られ、システムの導入を検討されていました。
その後、先代オーナーが高齢で後継者が不在であること等の理由で廃業も検討されていましたが、システム導入のご縁から陣屋グループで事業を承継、リニューアルオープンすることとなりました。

ITフル活用で省人化運営を実現

同館では自社ホームページ用予約エンジン「里山トラベル」を導入しており、お客様が予約をされると顧客情報から予約に関する情報までが全て自動的に「陣屋コネクト」上に反映されます。
チェックイン当日は、お客様自身のスマートフォンでセルフチェックインが可能。お部屋の解錠も自動発行されたQRコードを用いるシステム「RemoteLOCK」を導入することで、フロント業務の圧倒的な省人化が実現しました。

滞在中は、お客様ご自身のスマートフォンを用いた館内案内サービス「モバイルコンシェルジュ」を使って、ルームサービスのモバイルオーダーや、貸切温泉等の館内施設の空室状況をいつでも確認いただくことができます。 これにより、お客様の利便性向上はもちろん、業務の省人化・効率化につながったことで、スタッフからお客様へのプラスアルファのおもてなしに注力することができるようになり、顧客満足度の向上につながりました。

旅館単体ではなく、地域の観光を盛り上げる
地域全体でマーケティング・集客強化とＤＸを推進するための地域観光DXプラットフォーム「里山コネクト」を導入することで、既存の「一泊二食付き」という旅館スタイルを変えて、お客様自身に滞在中の過ごし方の選択肢を提供することができています。 旅館の発展はもちろん、地域全体で観光を盛り上げていくことにつながっています。

今では陣屋コネクトのシステムがない運営は考えられません。導入に際しては、わからないところは遠慮なく聞いて、システムを業務に落とし込むことができました。ITをフル活用した新しいスタイルの宿を目指していきたいです。 また、今後は、緑屋という「点」ではなく、別所温泉という「面」でお客様をお迎えできるような地域にしていきたいと思います。一泊二食、というこれまでの旅館のスタイルを変え、過ごし方の選択肢が増えることにより、お客様には選ぶ楽しみが増えるのではと思っております。「里山コネクト」を絡めて別所温泉のDX化を担い、地域活性に繋げていきたいです。